中華アクションカムとどう違う?GoPro Hero 9 Black

ついに日本でも待望のGopro Hero9 Blackが発売されましたね。

私は現在、SONYのHDR-AS300を利用しているのですが、頭にマウントして日々の作業を撮影をしたくなったので購入してみました。

GoPro Heroとは

米GoProが2020年9月16日(米国時間)に発売した新型アクションカメラです。「HERO9 Black」5K動画が撮影でます。

引用:https://gopro.com

特徴

現在、GoPro Heroと形状が類似した中華アクションカメラが多数発売されていますが何が違うのでしょうか。

画質が良い

Hero8と大きくは向上しているわけではないですが、今回のHero9からは5K/30FPSで撮影できます。日中は、いままでのものよりさらに鮮明に撮影することができます。

手振れ補正が超強力

Hypersmoothがさらに進化し、3.0となりました。

3.0ではさらに手振れ補正が強力になっただけでなく、水平ロック(水平維持)機能が加わりました。この機能は非常に優秀で45度まで傾いても水平に撮影されます。別売りのMAXモジュラーレンズに付け替えれば360度傾けても何事もなかったかのように水平で撮影されます。

ウェブカメラとしても使える

Hero9では、単なるアクションカメラとしてだけでなく、パソコンに接続することでウェブカメラとして使うことができます。テレワークやYoutube配信にも綺麗な画質を撮影することができますね。

前面LCDスクリーンが付いた

VLOGやYotube配信、テレワークで撮影するとき、自分がどのように写っているのか気になりますよね。Hero9では前面LCDにより、バッチリ確認することができます。

前面LCDは、オフにすることもステータスだけ表示することも可能です。

格安アクションカメラとの違い

GoPro Hero 9を購入するまでにAPEMAN、Crosstour、MUSONなど様々な激安中国製アクションカメラが購入候補に挙がり調べてきました。

中華製アクションカムは、GoProと同じような性能でGoProと比べ、異常なほど安いです。モノによっては、5,000円以下から購入できます。

しかし、私は選びませんでした。なぜなら…

何かしら許容できない欠点がある

具体的には以下のような欠点があります。

画質が悪い

4Kなど高い解像度を謳う製品はたくさんあります。ただし、画質は解像度だけで決まるわけではありません。イメージセンサーが大きく影響します。

GoProと格安アクションカメラ、両方とも4Kで撮影しても格安アクションカメラで撮影すると「なんだか色合いがおかしい…」「映像が白っぽい」「ぼやけてる」といったこともあります。

撮り直しの効かない絵だと後から必ず後悔します

手振れ補正が弱い

GoPro Heroの手振れ補正が高性能すぎるというのもあるのですが、”アクションカメラ”と呼ばれるだけあって撮影時には歩いたり走ったり場合によっては悪路での撮影によりカメラが激しく揺れる場合があります。

手振れ補正が優秀でないと激しいと見れたものじゃありません。

マイクの音質が悪い

マイクの音量が低かったりノイズ・風切り音が酷かったりする製品があります。もし、外部マイクをつなげられることができる製品であれば回避することができます。

音質が悪いとせっかくの動画も台無しです

外部マイクが使えない

マイクの音質が気に入らなかったり、バイクに乗っていて声を録音したい場合は外部マイクを口元まで伸ばして使いたくなります。しかし、外部マイクが使える格安アクションカムは多くありません。

外部マイクが使えても専用マイクしか使えなかったり、ステレオミニプラグが使えない、外部マイクを使用しているときは充電できないなど罠が盛りだくさんです。

また、MUSON MAX1のように外部マイクが使えても内部マイクがオフにできないという謎仕様のアクションカメラが存在ます。
(MUSONの販売元に問い合わせると、「外部マイクに不具合があったときの対策だ」との意味不明な回答がありました…)

つまり

このように何かしら欠点があります。用途によっては上記の欠点を割り切ることができます。それなら購入しても良いでしょう。しかし、安物買いの銭失いとならないよう注意が必要です。

安いものには安いものなりの、高いものには高いなりのわけがあります

どこで買えばいい?

現状、3つルートがあるようです。

米GoPro社で買う

実は一番安い購入方法です。私もこの方法で購入しました。

本体価格43,000円+サブスクリプション6,000円(年額)=49,000円

米GoPro社公式リンク(https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras)

で購入することができます。

サブスクリプションなしで購入すると54,000円です。「サブスクリプションなんていらない!」と思われる方もいるかもしれませんが、メリットは大きいです。1年だけ契約すればいいでしょう。

  • GoPro本体の割引
  • アクセサリが最大50%OFF(GoPro.com)
  • GoProで撮影した動画をクラウドストレージに無制限で保存できる
  • カメラの完全交換保証がある(年2回、手数料あり)

米GoPro社から買うメリットとデメリット

メリット

  • サポートもそこそこで最安

デメリット

  • 海外からの発送のため時間がかかる(自分の場合は5日程度)
  • サポートデスクが海外(日本語でやり取り可能)

最安で購入でき、オプション品も安くなるのは助かります。ただ、基本的に拠点が海外にあり税関も通るので商品が届くのは遅めです。つまり、返品や交換の際には遅くなる場合があります。(そうそう返品や交換の機会はないかもしれませんが)

少し気になるのがサポートです。連絡手段が電話かチャットしかありません。ここがちょっと曲者で、メールでの連絡手段がないため、営業時間(平日昼間)しか受け付けてもらえず連絡が付きにくいです。

家電量販店で買う

もちろんヨドバシカメラやビックカメラをはじめとする家電量販店で購入可能です。

家電量販店では、国内正規販売代理店の「株式会社タジマモーターコーポレーション」が卸しており初期不良など万が一の際には、販売元の家電量販店やタジマ社からのサポートを受けることができます。

日本にサポート拠点があるので素早い対応が期待できますね。

ただし、明確に「動かない」などであればサポートを受けやすいですが、「ちょっとノイズが入るんだけど…」など微妙な不具合については結局は米GoPro社に直接問い合わせるよう言われることもあるようで、致せり尽くせりではありません。

家電量販店から買うメリットとデメリット

メリット

  • 日本でサポートを受けることができる

デメリット

  • 本体が高額

ヨドバシカメラで63,800円+10%還元(2020/10/25時点)でした。

価格.comやAmazonマーケットプレイスで買う

価格.comやAmazonマーケットプレイスで、家電量販店に比べると格安で販売されています。

これらは恐らく米GoPro社から購入しているものを転売しています。そのため、前述の「米GoPro社で買う」で挙げたサブスクリプションのメリットが得られないだけでなく保証やサポートを受けられない可能性があります。

はっきり言って買うメリットは皆無です。

価格.comやAmazonマーケットプレイスで買うくらいなら、米GoPro社から買えばいいです。

主要なアクセサリー

ここでは、米GoPro社から直接買うことを前提にお話しします。

純正品

バッテリーは法律の関係で単体で購入することはできません。

そのため、本体と同時に購入することをお勧めします。

今後、サードパーティ製のバッテリーも発売されるかもしれませんが、動作の保証はありません。また、ファームウェアのバージョンアップにより純正品かどうかのチェックが入り使えなくなる可能性もあります。

HERO9 Black デュアルバッテリー充電器 + スペアバッテリー

本体にバッテリーを挿入し、付属のUSBケーブルを接続して充電することもできますが、撮影時に予備のバッテリーを充電できません。充電器があれば、予備のバッテリーを充電できます。

サブスクリプション価格 4,270円 ( 標準価格 6,100円 )

HERO9 Black 充電式カメラバッテリー

勿論バッテリーだけも売られています。個人的には合計3個あれば安心かなと思っています。

サブスクリプション価格 1,750円 ( 標準価格 2,500円 )

HERO9 Black Max レンズモジュラー

Maxレンズモジュラーは、超広角撮影を可能にします。このモジュラーを付け替えると以下のようなことができるようになります。

  • 2.7K60までの手振れ補正(Max HyperSmooth)が利用できる
  • 水平ロック(水平維持)機能により360度回転しても水平を維持できる(つけない場合は45度まで)
  • 155度の超広角(Max SuperView)で撮影できる

サブスクリプション価格 8,330円 ( 標準価格 11,900円 )

欲しいのですが…売り切れでまだ買えてません!

続く…

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