今回はAmazonで電子メモパッドを買ったので使ってみました。
以前はKINGJIM社のブギーボードを利用していましたが、電池が交換できず泣く泣く廃棄しました。
最近になって、「そういえばブギーボード便利だったな」と思いつつ、類似品を購入。
電子メモパッドとは?
電子メモパッドとは、「電子メモ帳」のことです。
スクリーンにペンを押し付けると、ペンの圧力で黒字の背景が白地に変化する仕組みを利用して字や絵を描きます。
消去ボタンを押さなければずっと字や絵は消えることはありません。
ずっと表示してたら電池の消費激しいんじゃないの?
いえいえ、電池を消費するのは消去ボタンを押した時だけです。
そのため、ランニングコストはほとんどかかりません。
電子メモパッドならではの特徴もありますが、紙のメモと近い使用感で失敗してもすぐ消せるので気軽に書くことができます。
用途
考えられる用途は以下のような感じでしょうか。
- 誰かに伝えたいことを説明するために表や絵を描く
- 耳の不自由な方と筆談する
- お子様のお絵描き
- お店のちょっとしたPOP
- 語学学習用のために何度も文字を書く
ここで理解しておいて頂きたいのは、あくまでメモであってノートではないということです。
紙のメモ帳は書き終わったら取り換えるのに対し、電子メモパットは基本的には1枚の画面に「消す→書く→消す→書く」の上書きの繰り返しです。
そのため、電子メモパッドはメモの内容を残す用途には向きません。しかし、その代わりに、思いついたことをガンガン書いて言って間違えればすぐ消せるというアクティブな使い方が可能です。紙だとちょっと躊躇しますよね。
ちなみに電子ノートはKINGJIM社からデジタルノート「フリーノ」という製品が販売されておりますので興味がある方は買ってみても良いかもしれません。ただし、まだ気軽に買えるような値段ではないようです。
どうしても残したいならスマホなどで撮影…という手も。
選んだ電子メモパッドはこれだ!
私は、HOMESTECの13.5インチ 電子メモパッドを購入しました。
理由は以下の通りです。
- 「Amazon’s Choise」に選ばれていた
- 画面が大きい
- 電池が交換でき、かつ入手が容易(CR2025)なこと
やはり誰しもハズレを買うのは避けたいので、手堅く「Amazon’s Choise」の製品を選びました。(必ずしも信用できるとは限りませんが)
画面サイズも重要です。書き置きなどで大きく文字を書きたいこともあろう、と。
あとは電池が交換できることです。以前使っていたブギーボードですが、これは書き心地も良く重宝していたのですが、電池が切れてゴミと化しました。
このことからやはり電池交換できる方が断然よいです。ただ、単に電池交換ができると言っても電池が入手困難や高額だと困りものです。気軽に手に入るものがいいでしょう。
また、説明書には「削除回数は約5万回」とありました。本当に電池1個でこの回数消せるのであれば驚異的ですが、恐らくは総削除回数じゃないかなと思ってます。
外観をチェック
付属物
付属物は、本体とスタイラスペン、説明書です(コーラはついてません。)
持ち運ぶときは100均一のソフトケースに入れておいた方が無難。
サイズ
本体部 | 高さ:31.8cm × 幅:22.4cm (公式の資料より大きい?) |
画面部 | 高さ:27.5cm × 幅:20.0cm |
正直、思いのほか大きくて驚きました。
ブギーボードの本体部は、高さは10cm×幅14cmくらいなので1.5倍くらい大きいです。
まあ、これはこれでいいかな。ただ、常に机に平置きするのは邪魔。
ボタンとスイッチ
電源スイッチ
まずはこれを「ON」にします。
未使用時は「OFF」にすると、ボタン類は効かなくなります。
電池入れ
電池はここに入れます。規格はCR2025です。
消去ボタン
押下すると画面に描いたものが一瞬ですべて消えます。
画面ロックボタン
押下すると消去ボタンが無効になります。
ただし、消去ボタンが無効になるだけで画面に描いた内容をそのままの状態に保持する機能ではありません。ロック状態でも字や線は書けてしまいます。
個人的には特に要らない子。(電源スイッチもだけど)
LEDライト
画面ロックボタンを押下すると一瞬光ります。
赤:ロック状態
緑:アンロック状態
消灯:電源スイッチがオフか電池切れ
内蔵マグネット
本体右側面中央辺りにマグネットが内蔵されています。
スタイラスペンの側部にも金属が埋め込まれているため、使わないときには本体とスタイラスペンをくっつけておくことができます。
これは思いのほか便利だと思います。ただし、バッグの中などに入れると他のものにあたって取れてしまいますが、そのあたりは仕方ないですね。
実際に使ってみる
線や文字を書く
筆圧に応じて線の太さを調整できますが、普段通りの筆圧で書くと少し太い線になり小さな文字を書くと潰れがち。あと、なんかムラがある?(VWXYZの下の三本線の一番下)
そういう意味では、ブギーボードの方が想像通りの線が描けるが、筆圧の加減に慣れればいいだけかも。
まとめ
メリットとデメリットをまとめてみました。やっぱり気軽に消せるというのはいいですね。
頭の中がぐちゃぐちゃで考えがまとまらないときにとりあえず書き出して情報を整理したり、誰かに何かを説明するときにお絵描きするのに重宝してます。
ブギーボードもそうでしたが、多分何度も書いていくうちに細かい線状の傷がつくと思いますが書いてなんぼだと思います。傷など気にせずガシガシ書いて使い倒してあげましょう。
- 何度でも書き換えできる
- 気軽に書ける
- 紙資源が節約できるので環境にやさしい
- 書いた内容を残せない(スマホで撮影ならOK)
- 物が当たると意図せず線が描かれる
ほーん、とりあえず会社で伝言板として使ってみるか。
「本日1/20(水)はお休みです」…カキカキφ(・ω・`)っと。
(自席のパソコンの前に立てかける)
(翌々日…)
はよーございまーす。…ん?
「今日はサボリです」
「犯人はこの人です!」
「(謎の生物の絵)」
…
だれですか!!
ぼくの電子メモパッドに落書きをしたのは!!!
※目を離すとよく落書きされます
終劇
HOMESTEC/13.5インチ/ 電子メモパッド
今回買った電子メモパッド。
・筆圧調整しないと線の太さが気になる
・画面サイズの割に安い(置き場所次第では邪魔になる)
・やはり電池交換は魅力的。
KINGJIM/8.5インチ/電子メモパッド/シンプルモデル(BB-1GX)
以前使っていた本家KINGJIM社のブギーボード。個人的にはやっぱりこれが好き。
・画面が小さいが、細やかな線が描けるので絶妙なサイズかも
・電池交換はできない。
・だが、書き味は類似品より好き。
KINGJIM/8.5インチ/電子メモパッド/スタイリッシュモデル(BB-7N)
いつの間にか電池が交換できるブギーボードが発売されてた。
・書き味は恐らく同社製のものと同じで良いと思う
・電池交換できる
・形が個性的
・交換できないタイプの1.7倍くらいのお値段
・スタイラスペンを使って自立させられる
KINGJIM/10.5インチ/電子メモパッド/スタイリッシュモデル(BB-9)
これも電池が交換できるし、形も普通で画面も大きい(10.5インチ)。ただしお値段は高め。
・書き味はたぶん同社製のものと同じで良いと思う
・電池交換できる
・ちょっと大きめの画面
・しっくりくる形
・交換できないタイプの2.1倍くらいのお値段
KINGJIM/6.8インチ/電子ノート/FRN10
こちらは他と違って電子ノート。これからの進化と低価格化に期待。
・書いた内容が本体に保存できる
・電池が気になる(電子メモパッドと違い画面の表示に電池が必要)
・交換できないタイプの9倍くらいのお値段