去年、GoPro Hero 9を買いましたが、Hero 10で暗所が改善されたと聞いたので試してみることにします。
前回の記事ではGoProの買い方を紹介しました。 [sitecard url="/gopro-hero-9-black-intro/"] どれを買う? 今回購入したのは以下の商品とサービス。 GoPro Hero9[…]
どれを買う?
サブスクリプション加入中だったので安く買えると思ってみてみると…
サブスク限定セールでHero 10+アクセサリーキットが安かったので思わず購入。
注文してから少し経って、「そういえばサブスク使わなかったらいくらなんだろ」と思って調べてみました。すると、本体のみの方は、サブスク限定セールと同額の上、さらにバッテリーチャージャー+スペアバッテリー+1年間のサブスクが付いてくるという厚遇ぶり。
サブスク会員をあざ笑うかのような価格設定w
発売から2,3週間ほど経つとおまけが沢山つくのが恒例らしいです。
ちなみに、Hero 9とHero 10の寸法は同じなので、ガラスフィルムやバッテリーなどのアクセサリーはHero 9のものが流用できます。
開けてみた
首を伸ばしながら待っていたところようやく到着しましたHero 10。
Hero 10はハードケースが紙にくるまれた状態で届くので剥がします。
ハードケースは日常の保管に使えそうなくらいしっかりしてます。
付属品は以下の通り
- GoPro Hero10 本体
- 各種説明書
- カメラケース(ハードケース)
- 充電式バッテリー × 2
- マウント用バックル(クイックリリース バックル)× 2
- サム スクリュー × 2
- USB-C ケーブル
- 粘着性ベース マウント (曲面)
- Shorty(ミニ延長ポールおよび三脚)
- マグネティック スイベルクリップ
- 32GBのMicroSDカード(おまけ)
MicroSDカードはおまけで付属しておりますが、32GBは小さすぎるので、別途大容量のものを別途購入しましょう。
4K/60fpsなど高解像度・高フレームレートで撮影する場合は書き込み速度が高い「UHS-I U3 V30 対応」のMicroSDカードを選びましょう。書き込み速度が遅いMicroSDカードを使うと撮影に失敗する場合があるので注意します。
また、高解像度・高フレームレートの動画はファイルサイズが大きくなるので容量が高いものを選びましょう。
バッテリーとMicroSDカードの取り付け
バッテリーカバーは本体の右側にありますので、右下のレーバーを押し下げてカバーを開けます。
まずはMicroSDカードを挿入します。カードのラベルが内側に向くようにグッと抑え込みます。
次にバッテリーを挿入してカバーを締めます。
先にもお伝えした通り、Hero 9と同じ大きさなのでHero 9対応のバッテリーを流用できます。
カバーがうまく締まらないときにはバッテリーが奥まで刺さっていませんのでグッと押し込んでみてください。
電源を投入!
本体左にある四角いボタンを押すと、カチッとした感触して少し間をおいて、「ピピピッ」という電子音とともに起動します。
まずは言語の選択。日本語が表示されるまで画面をスライドさせていきます。
利用規約をよく読んで選択します。
次にGPSを利用するかを選択します。利用した場合、あとからどこで撮影した動画であるかを振り返ることができます。
「あれ?これどこで撮影した動画だったっけ?」
そんな経験がある方はオンにしてみてください。
GoProアプリをインストールする
続けてGoProアプリをスマホにインストールします。
GoProはスマートフォンアプリを使うことで以下のことが可能です。
- 電源のオン/オフ
- 録画の開始/停止
- プレビュー(撮影時は不可)
- 撮影した動画の参照
- Hero10の設定
- ファームウェアのアップデート
など。
スマホがあれば、遠隔で操作できるのは便利ですね。
ダウンロードが終わったらアプリに表示された内容に沿って選択していきます。特に悩むシーンはないかと思います。
最後に最新のファームウェアを適用してください。最新のファームウェアに更新すると、不具合や使いやすさが改善したり、機能が追加されることもあるので基本的には最新にしましょう。
ファームウェアの更新で気を付けたいのが、「更新中に電源を落とさないこと」です。故意はもちろん本体側・スマホ側ともにバッテリー容量が十分あることを確認の上で実施してください。アプリも途中で終了しないでください。
最悪、GoPro Hero10が起動しなくなます。
その場合は、米GoPro社へ本体を返送・修理・再出荷により、2週間~1カ月程度も撮影できない状態となります。
ガラスフィルムを張る
サブスクリプションに加入していれば、レンズやディスプレイに傷が入ったとしても、いざとなれば交換を依頼することができます。
ただ、交換するには少々料金が必要だったり、交換までの間使用できないことを考えるとなるべく傷はつけないほうが望ましいです。
メディアモジュラーを使わなければ、指紋の残りにくいガラスフィルムがいいと思います。
メディアモジュラーを使う場合は、ガラスフィルムだと厚みがありメディアモジュラーはハマりません。100円均一でやわらかいフィルムを切って使うか、対応の保護フィルムを付けるといいと思います。
GoPro Hero9 vs Hero 10 暗所での比較
お待ちかね。暗所性能の比較です。
以下の条件で動画を撮影し、静止画で切り出してみました。
- 4K/60fps
- レンズ:広角
- HyperSmooth:オフ
- ズーム:1.0x
- ビットレート:標準
- シャッター:自動
- EV修正:0
- シャープネス:高
最高と最低のISO値を同じにして、室内灯、ランタンの明るいモード、暗いモードで雑誌を照らして撮影しています。
室内灯
室内灯・ISO100 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
室内灯・ISO1600 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
室内灯・ISO3200 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
ランタン(HI)・ISO100 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
ランタン(HI)・ISO1600 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
ランタン(HI)・ISO3200 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
ランタン(LO)・ISO100 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
ランタン(LO)・ISO1600 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
ランタン(LO)・ISO3200 | |
HERO 9 | |
HERO 10 |
考察
HERO 10は、HERO 9と同じISO値にしても暗めに映るようです。
極端に暗い場所だとHERO 9のほうが有利のようですが、ある程度明るい場所で撮影すればHERO 10の方が若干綺麗に写るようでした。
※特定条件下での検証のため、設定のチューニングにより最適な条件がある可能性があります。
※本体のファームウェアの更新により結果が異なる場合があります。
実際このようなシーンだと、メディアモジュラーにライトモジュラーをつけ、対象を照らせばいいかと思います。
暗所の比較は正直期待してた改善はありませんでしたが、HERO 10ではぱっと思いつくだけで以下の箇所が良くなりましたので、まあ買ってよかったかなとは思いました。
・4K/60fpsでSuperView(広角より広い画角)で撮影できる
・コードのないマイクをメディモジュラーに挿すとプツプツとノイズが入る現象が解消した
・液晶パネルをタッチしたときの反応速度も良くなった
ヘルメットに付けたGoProを自撮り棒に付け替えるの面倒くさい これを見ている皆さんならお分かりかと思いますが、GoProを取り付けるためのGP規格のネジ、いちいち回すの面倒なんです。ヘルメットにGoProをマウントしていると、バッ[…]