お出かけした際に、カーナビアプリを使ってスマホの充電切らしかけました…。モバイルバッテリーは持ってたんですけどLightningケーブル忘れてました。
いいこと思いついた!
お出かけ用バッグに常に全種類のケーブル入れとけばいいんじゃね!?
とりあえずダイソーへ…
私が持っている機器の端子は、ライトニング、USB-C、micro-Bです。この3種類を持っていれば怖いものなしですが、3本もケーブル持つのは邪魔です。
なんかいいものないかなとダイソーの店内を物色していたところ、ライトニングとmicro-Bが1本になったケーブルを見つけました。
商品コード:4940921836530
二股はときどき見かけますが、1本で表と裏で使い分けるのは珍しいですね。
また、充電だけでなく通信もできるのはうれしいです。
このケーブルには以下の注意書きがありました。
- 2.4Aを超える充電器は使用しないでください。
- シガープラグは使用しないでください
- iPadには使用できません
ダイソーに問い合わせたところ、車のシガープラグから給電すると電圧が安定しないためスマホの故障につながる恐れがあるとのこと。
また、iPadで使用できない理由は、最近のiPadはUSB-Cなのと、ライトニング端子のiPadでも受け側は両面端子ですが、本製品は片面端子のためショートする恐れがあるとのことでした。
あとは、micro-BからUSB-Cに変換するキャップを購入。
これで3種類の形状が揃います
商品コード:4549892381720
ケーブル1本とキャップ1個なら常に鞄の中に入れておいても良さそうです。
電流・電圧について
充電器やモバイルバッテリーには出力の電圧・電流が書かれています。
例えば、「Output:5V=2.4A」とある場合は、最大で2.4Aの電流を5Vの電圧で電気を押し込めるということ。つまり、2.4A×5V=12Wで充電できます。
ちなみに、iPhone 12を最も早く充電するには20W以上の充電アダプタが必要※です。が、私はそこまで求めてませんし、高速充電はスマホのバッテリーを痛めてしまう可能性もあるので、それなりに充電できていればOKです。
※iPhone を高速充電する(Apple公式)
https://support.apple.com/ja-jp/HT208137
上記の資料を見る限りiPhone12の場合、20W以上の大電流を入力しようとすると、iPhone側が能力以上に電力を受け入れないよう充電制御回路が20Wまでに制限するのだと思われます。
なお、20Wで充電したいときには、USB-PD(充電方法の規格)対応の高電圧充電器を使用します。ちなみに、USB-PD対応の入力端子はUSB-Cのみです。
詳しい話をするときりがないのでここでは割愛します。
使ってみる
それでは実際に使ってみます。ケーブルの長さは50cmです。外出先で使う際には絡まりにくく適切な長さのようにも思います。机の上で使うときには若干短く感じるので、USBハブがあると使いやすいです。
ライトニング端子
まずはライトニング端子でiPhoneを充電してみます。
プラグに「i」と表記されている側を正面に合わせて差し込みます。
問題なく充電でき、PCとも通信できました。
iPadは充電できないとのことですが、USB-Cに変換すれば充電・通信できそうな気がします。
micro-B端子
次にmicro-B(micro USB)端子です。
micro-B端子は、Kindle、Androidスマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなど様々な機器で採用されています。
さて、micro USB端子でKindleを充電してみます。
プラグに「A」と表記されている側を正面に合わせて差し込みます。
こちらも充電、通信ともに問題なしです。
USB-C端子
最後にUSB-C端子です。
USB-C端子は、近年採用される機器が増えてきている端子です。
比較的新しい機器であるGoPro HERO 9やAndroidスマートフォンやタブレットなどに採用されています。
では、GoProのバッテリー充電器で充電を行います。
プラグの「A」を表、micro-B→USB-C変換端子の表を繋げます。
続けて、USB-C端子を充電器に接続。
こちらも問題ないですね。また、このケーブルでGoPro HERO 9本体とPCを接続しましたが、こちらも通信OKです。
最後に
今回紹介いたしました「ライトニング+マイクロB兼用充電転送ケーブル」はいざというとき役に立ちそうです。USB-Cのキャップ合わせても200円ですので、カバンの中に常備しておけば安心ですね。
欲を言えば、ケーブルがもっと長いバージョンもあればうれしいです。
いい感じだったのでデスク用も含め3セットも買ってしまいました。
充電ケーブルを忘れた経験のある方はぜひともお試しいただきたい製品です。
終劇